繊維産業において、優れた技術を持った企業や、優れた取組をしている企業を
経済産業省が選定する「次代を担う繊維産業企業100選」に、
西染工株式会社が選定されました。
「次代を担う繊維産業企業100選」とは
日本における繊維産業は、担い手不足や海外生産拠点の増加、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出機会の減少のほか、責任あるサプライチェーン管理やサーキュラーエコノミーの推進などのサステナビリティへの対応が求められるなど、転換期にあります。
一方で、こうした環境変化に適応しつつ、企業が持つ優れた技術力やデザイン力を活かした付加価値の創出、OEMメーカーが消費者へ直接販売を行うDtoC(Direct to Consumer)や、産地企業による独自ブランドの立ち上げ、海外マーケットへの進出など新しい取組も広がっています。
こうした繊維産業における環境変化を踏まえ、産業としての進むべき方向性や今後の政策を、昨年の5月に「2030年に向けた繊維産業の展望(繊維ビジョン)」として取りまとめました。この中で掲げる5つの分野(①サステナビリティ、②デジタル化、③技術力やデザイン力による付加価値の創出(古い織機で高付加価値品を製造 等)、④新規性のある事業・サービスの展開(DtoC、産地企業による独自ブランド、異業種連携 等)において、優れた技術力やデザイン力を持つ企業や、優れた取組をしている企業の取組が広く認知され、さらなる新しい連携・製品開発等を推進することが可能となるよう、「次代を担う繊維産業企業100選」として選定することとしました。
昨年10月17日から11月末まで当省ホームページで募集を行い、有識者による審査委員会での審査を踏まえ、本日、「次代を担う繊維産業企業100選」企業として、166社の応募の中から109社を選定しました。
出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/press/2022/01/20230131001/20230131001.html)