せんざんきは愛媛県今治市に伝わる江戸時代からの郷土料理で、元来は同地に多かったキ
ジの肉を使った揚げ物であったが、現在では下味をつけた鶏のから揚げのことを指し、料理店
によっては骨付きで提供される場合もあります。現在の形となったのは1930年代で、鶏料理
の際に残った骨付き肉にタレを付けて揚げたものであったといいます。語源については、中国
語で骨付鶏のから揚げを意味する軟炸鶏(ruanzhaji、エンザーチ)、または骨なし鶏のから
揚げを意味する清炸鶏(qingzhaji、チンザーチ)に由来するとする説など各説があります。
今治市は鶏料理が盛んな地域で、焼き鳥は一般の串焼きとは異なり、鉄板の上で焼くといっ
た独自の文化があり、また焼き鳥店の数が人口当たり日本一であることから、同市は焼き鳥
日本一宣言を行っています。愛媛県新居浜市ではせんざんきのことをざんきと呼ぶみたいで
す。 by Wikipediaより。